ポンペオ氏、「自身の役割巡る話し合い」に期待 トランプ氏再選なら

[ワシントン 15日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は15日、トランプ大統領が再選を果たした場合、2期目における自身の役割について話し合うことに期待感を示した。

長官は、シンクタンクのオンラインイベントでの質疑応答で「まだやるべきことが多くある。(政権内で)役割を担う手段を見つけたい」と語った。国務長官の続投に意欲を示したのか、他のポストを示唆したのかは不明。

ポンペオ氏は、早ければ2024年にも米大統領選への出馬をひそかに目指しているとされる。同氏はトランプ政権で中央情報局(CIA)長官を務めた後、2018年に国務長官に就任した。

ポンペオ氏は同イベントで、トランプ氏との強固な関係維持に努めてきたと述べ、見解が一致しない場合でもトランプ氏の優先事項を進めていることを明らかにした。

「われわれは必ずしも意見が一致するとは限らない。彼は私の提言を受け入れることもあれば、異なる見解を示すこともある。私はそれらを可能な限り積極的に実行し、私のチームにもそうするよう促している」と語った。

複数のメディアは、ポンペオ氏が地元カンザス州から上院選への立候補を検討していると報じている。

ポンペオ氏はこれについて、「私はカンザスが好きだ。妻も私もカンザスがとても恋しい。このことは出馬を検討する魅力的な要素だが、われわれは積極的には検討したことはない」と述べた。

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