新型コロナ、アジアで弱者への差別誘発 国際赤十字が警告

[17日 ロイター] – 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は17日、新型コロナウイルス感染問題はアジアで移民や外国人などの社会的弱者層に対する差別を誘発していると警告した。

IFRCは、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、パキスタンで5000人を対象に調査を実施。その結果、回答者のほぼ半数が、特定の集団が感染を拡大させていると指摘し、多数が、中国人、移民、外国人を挙げた。

調査を率いた1人でIFRCのアジア太平洋地域コミュニティ・エンゲージメント・アカウンタビリティ・コーディーネーターのビビアン・フラック氏はロイターに、「移民や難民、外国人労働者はすでに弱い立場にあるのに、さらに新型コロナの感染を広めていると責められていることは、特に懸念される」と指摘。「潜在的な権力の力学と、格差という構造問題に関連する風評」への対応に一段と力を入れるべきだと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
G7首脳は17日、各国が重要鉱物の輸出を一方的に制限したり、報復として規制を科したりしていることへの「強い懸念」を表明する声明を発表した。専門家は、中共が世界を脅迫する最大の経済的カードを失うことになると指摘している。
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
トランプ米大統領が半導体産業の米国回帰を強調した。学者は、「米国の台湾見放し」と捉えるのは早計、中国に依存せず、民主主義国家を中心としたサプライチェーン再編が進んでいると指摘