ベラルーシのルカシェンコ大統領が就任式、事前予告なし

[ミンスク 23日 ロイター] – ベラルーシのルカシェンコ大統領は23日、事前の予告なしに新たな任期に向けて就任式を行った。国営通信ベルタが伝えた。

1994年以降、大統領の地位にあるルカシェンコ氏は8月9日の選挙で地滑り的勝利によって再選されたと主張しているが、反政権派は大規模な不正があったと非難し、ルカシェンコ大統領の辞任を求めて大規模な抗議デモを展開している。

ベルタによると、ルカシェンコ氏は数百人が出席した式典で就任の宣誓を行った。

反政権派の政治家、パベル・ラトゥシュコ氏はソーシャルメディアで「アレクサンドル・ルカシェンコがOMON(機動隊)と一握りの嘘つき当局者にとってだけの大統領であることは明白だ」として、「市民による不服従の無期限行動」を呼びかけた。

*反政権派の動向を追加しました。

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