ドイツ、全世界への一律の渡航警告を解除

[ベルリン 1日 ロイター] – ドイツ政府は1日、欧州連合(EU)を除く全世界への一律の渡航警告を解除した。ただ、新たな規制も導入されており、大半の渡航者にとって状況は大きく変わらないとみられる。

ドイツ政府は、新型コロナウイルスの流行を受けて3月に全世界への渡航警告を出したが、大半のEU加盟国については6月に渡航警告を解除した。その後、9月に入り、過去1週間の新規感染者数が人口10万人当たり50人を超える欧州地域を対象に再び渡航警告を発令している。

今後はEUを除く世界各国についても、同じ基準が適用される。

ドイツでは400万人近いトルコ系住民が暮らしており、トルコに対する特別規定は継続する。

国内の感染率が低く、ドイツからの入国を制限しているオーストラリア、中国、カナダ、ルワンダ、ウルグアイなどについても、渡航警告を継続する。

また、ドイツ外務省はベルギーの一部地域に出していた渡航警告をベルギー全土に拡大。ウェールズ、北アイルランド、ジブラルタル、アイスランドへの渡航警告も出した。

フランスへの渡航についても、グランエスト地方を除き渡航警告を発令。エストニア、アイルランド、リトアニア、ルーマニア、スロベニア、ハンガリー、クロアチアの一部地域に対する渡航警告も出している。

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