米下院、民主党のコロナ経済対策法案を可決 上院通過は見通せず
[ワシントン 1日 ロイター] – 米下院は1日、民主党の2兆2000億ドルのコロナ経済対策法案を賛成214、反対207で可決した。ただ、政権側と共和党幹部が反対していることから、共和党が過半数を占める上院の通過には困難が伴うとみられている。
共和党から賛成に回った議員がゼロだったのに対し、民主党議員の18人は反対票を投じた。多くは激戦区選出の穏健派議員で、ペロシ下院議長に超党派の法案を採決にかけるよう求めていた。
反対に回った民主党のアビゲール・スパンバーガー議員は「法律として成立する見込みのない党派的な行動だ」と述べた。
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