ロンドン交通局、ソフトバンク出資の印配車アプリ 営業許可取り消し 違反多数
[4日 ロイター] – ロンドン交通局(TfL)は、ソフトバンクグループ<9984.T>が出資しているインドの配車アプリサービス、オラの営業認可を認めないと発表した。「公衆の安全を危険にさらしかねない多くの違反が見つかった」とし、認可には不適切な状態だと指摘した。
オラは2月にロンドン市場に参入した。TfLによると、無認可のドライバーや車両によるサービスが1000件超あったほか、最初に違反を認識した際もTfLへの申告も怠ったとしている。今回の決定に不服なら21日間の異議申し立て期間が与えられ、申し立てに対する結果が出るまでは営業を続けられるという。
オラは、TfLに協力しており、「開かれた透明性のある方法で問題解決を模索している」との声明を出した。異議申し立ての意向も表明し、当面、通常通りサービスを提供するとした。
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