ブラジル経済は力強い「V字回復」示す、雇用堅調=経済相

[ブラジリア 29日 ロイター] – ブラジルのゲジス経済相は29日、同国では雇用が極めて強い伸びを示しており、経済が力強い「V字回復」を示しているとの見解を示した。また議会が引き続き、政府の経済改革案を支持すると確信していると述べた。

新型コロナウイルスに関する議会委員会での公聴会で述べた。

また同相は、感染拡大収束とともに福祉プログラムも縮小していく予定で、政府は来年には財政責任を果たす状況に戻らなければならないとした。

同相は「債務の対国内総生産(GDP)比低下により尽力していく」とし、今年の比率は過去最高の100%に迫る状況だと説明した。

さらに、給与税の減税などを通じた雇用創出をあらためて訴えるとともに、企業や銀行のオンライン化進展を受けて一種のデジタル税導入を支持する考えを繰り返した。

ただ、最近国内メディアが報じている公的医療システムの民営化については、「われわれは検討したことがないと保障する」とし、可能性を否定した。

関連記事
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]