2013年7月15日、ワシントンの国会議事堂の近くにあるUpper Senate Parkで、「DC March for Jobs」のイベントで演説する​モー・ブルックス下院議員(アラバマ州選出、共和党)(Drew Angerer/Getty Images)

米議員が議事堂侵入に疑問、「2日前にAntifaに関する警告受けた」

モー・ブルックス(Mo Brooks)米下院議員(共和党)は7日、前日起きた議事堂への侵入事件についてツイッターに投稿し、極左暴力集団「アンティファ(Antifa)」が画策した攻撃だとの認識を示した。

1月6日、大統領選挙結果を認証する米議会の上下両院合同会議を開いた。一部の抗議者の侵入によって、審議は中断された。

ブルックス議員は、「他のフェイクニュース・メディアと同じように、議会議事堂の暴力行為について判断を急がないでください。調査を待ちましょう」と呼びかけ、「ますます多くの証拠は、アンティファが巧妙に暴徒を制御して、議事堂への攻撃を計画したと示した」とした。

議員は4つの証拠を示した。

「1、月曜日、1人の国会議員が私に対して、アンティファによる脅威が高まっていると警告した。彼は、議会のオフィスで寝泊まりするようにと提案した。私は彼の提案を受け入れて、オフィスで4連泊した」

「2、その国会議員は火曜日、議会警官から、ファシストのアンティファ・メンバーは、トランプ支持者のような格好して、トランプ支持者の集会に潜入しようとしているとの情報を得たと教えてくれた」

「3、議事堂の警官は火曜日、議事堂から出ないようにと議員にアドバイスした」

「4、公開された多くの証拠は、議事堂を攻撃したのはトランプ氏の支持者ではなく、アンティファのメンバーだったことを明らかにしている」

議員は、「時間は真実を明らかにする。急いで判断しないでください。フェイクニュース・メディアに騙されないでください。彼らは政治的な判断の下で報道を進めている」と呼びかけた。

ブルックス議員は「すべての関与者を起訴することが私の主張である」と書き込んだ。

(翻訳編集・張哲)

関連記事
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。