中国軍機、台湾の防空識別圏に連日侵入

[台北 24日 ロイター] – 台湾国防部によると、中国軍機が23日と24日の2日連続で、台湾の防空識別圏(ADIZ)に一時侵入した。米国ではバイデン政権が発足したばかりだが、台湾を巡る緊張感が早くも高まっている。

中国はこの数カ月、台湾周辺での軍事活動を強化している。ただ、過去数週間の活動は偵察機が中心だったのに対して、今週末は戦闘機や爆撃機を多数投入。圧力を一段と強めた格好だ。

台湾によると、24日に確認された中国軍機は、戦闘機12機を含む15機。23日は爆撃機8機、戦闘機4機が侵入した。

バイデン米政権は、台湾への支持は「極めて堅固」との姿勢を示しており、23日には、中国に対して台湾への圧力停止を要求している。

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