WHO調査団、武漢で調査開始 面会求める遺族に中国当局が圧力強める
中国武漢に入っている世界保健機関(WHO)の調査団は隔離措置を終え、29日から中共ウイルス(新型コロナウイルス)の発生源などに関する現地調査を本格化させるとみられる。同市の感染者遺族は調査団との面会を求める声が上がっているが、中国当局は遺族らへの締め付けを強めている。
中国当局の反対で、これまで調査団の武漢訪問の調整が難航していたが、調査団は14日、ようやく武漢入りを果たした。今後の調査結果について、世界から注目を集めている。
米ホワイトハウスのジェン・サキ(Jen Psaki)報道官は27日の記者会見で、「当面の急務として、新型コロナウイルスの発生源が中国であるかを調べること」と今回の調査を支持する立場を表明した。
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