オランダの新型コロナ感染者累計が100万人突破、実数はるかに多い公算

[アムステルダム 6日 ロイター] – オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)によると、6日に同国で確認された新型コロナウイルス感染者は4075人で、昨年2月27日に最初の感染が確認されて以来の累計が100万人を突破、100万1826人に達した。累計死者は1万4355人。

しかし、感染流行初期の数カ月に重症患者のみを検査していたほか、検査能力不足で多くの患者が検査を受けられなかったことから、実際の感染者数はこれをはるかに上回る公算が大きいとみられている。

RIVMは昨年末、感染者の実数は確認されている水準の少なくとも3倍との推定を示している。

オランダでは12月半ばに全土の学校と非必需品を扱う店舗が閉鎖。2カ月前にはすべてのバーとレストラン、博物館、その他の公共施設が閉鎖されている。

2021年初めの数週間は感染者が減少したが、過去1週間にはより感染力の強い変異株ウイルスの拡大で、ふたたび微増に転じている。

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