WTO事務局長選、最終協議進む 次回会合で決定へ

[ジュネーブ 8日 ロイター] – 世界貿易機関(WTO)加盟国は今週、事務局長選をめぐり最終協議を行っており、次回正式会合でナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相を承認するとみられる。関係者が8日、語った。

米政府は5日、オコンジョイウェアラ氏の支持を表明。先週立候補を辞退した韓国の兪明希通商交渉本部長も8日、ツイッターで「次期事務局長と連携していく」と述べ、反対しない方針を示した。

関係者によると、WTO一般理事会のウォーカー議長が8日、加盟国に声明を送り、次期事務局長について緊急協議を計画しており、決定するための日取りを決めると明らかにした。

承認にはWTOに加盟している164カ国全ての同意が必要。

関係者は、次回の一般理事会でオコンジョイウェアラ氏の選出が発表されるだろうと話した。次の一般理事会がいつ開かれるかは不明。

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