米印首脳、4カ国枠組みによるインド太平洋の安全保障強化で合意
[ニューデリー 9日 ロイター] – バイデン米大統領は8日夜、インドのモディ首相と初の電話会談を行い、クアッド(日米豪印協力)を通じてインド太平洋の安全保障を強化することで合意した。
クアッドは、インド太平洋地域で覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、4カ国が安全保障面で協力する非公式なグループ。日本メディアは前週末、4カ国が連携強化に向けオンライン形式の首脳会議を計画していると伝えた。
ホワイトハウスは声明で「両首脳は、引き続き緊密に協力し、航行の自由や領土の保全を含め自由で開かれたインド太平洋を推進していくことで合意した」と述べた。
昨年、4カ国はベンガル湾で合同演習を行った。
インド外務省によると、モディ首相はバイデン大統領に対し、両国の戦略的パートナーシップ強化に取り組むと述べた。
両首脳は、新型コロナウイルス対策や気候変動問題、ミャンマーを含め世界の民主主義的制度・規範を守ることで協力することも確認した。
インドは中国とヒマラヤ山脈の国境問題を抱え、現地では昨年4月から両国軍がにらみ合っている。昨年、両国軍が交戦しインド兵の死者が出たことで、インド国内では反中ムードが広がっている。
関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。