ろうそくの光でナワリヌイ氏に支持、ロシア各地で市民が結束

[モスクワ 14日 ロイター] – ロシア各地で14日夜、反体制派指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏の支持者らが当局による取り締まりの警告に反し、自宅の庭先などでろうそくや携帯電話のライトを灯し結束を示す抗議活動を行った。

ナワリヌイ氏の釈放を求める過去数週間の抗議デモで数千人が拘束されたことを受け、同氏の陣営は街頭での抗議集会を春まで休止すると発表している。

だが、支持者らはバレンタインデーの14日、自宅の外で携帯電話のライトやハート形に並べたろうそくを15分間灯すことで、ナワリヌイ氏への支持を示した。

ソーシャルメディアには、シベリア東部のイルクーツクからウラル山脈のエカテリンブルク、シベリア西部のノボシビルスクまで、ロシア各地の支持者がこの抗議活動の様子を投稿した。

ナワリヌイ氏の側近でリトアニアに出国しているレオニド・ボルコフ氏はツイッターに「プーチン(大統領)は恐怖だが、ナワリヌイは愛だ。だからわれわれが勝つ」と投稿。「愛は恐怖より強い」というハッシュタグでソーシャルメディアに画像を投稿するよう呼び掛けた。

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