豪州とNZ、コロナワクチン第1便が到着

[シドニー 15日 ロイター] – オーストラリアとニュージーランドに15日、新型コロナウイルスワクチンの第1便が到着した。今月中に接種を開始する。

オーストラリアには米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチン14万2000回分が到着。22日からワクチン接種が始まる。ハント保健相は同日、記者団に「鷲は舞いおりた」と述べた。

ニュージーランドでも両社が共同開発したワクチン6万回分が到着。安全確認を経て20日から国境関連の業務従事者への接種が始まる。

アーダーン首相は「国内史上最大のワクチン接種計画になる」とし「すべての国民に無料で接種できるワクチンを購入した」と述べた。

アーダーン首相は14日、最大都市オークランドで3人の新型コロナウイルス感染者が出たことを受け、3日間の行動規制を導入すると発表した。

オーストラリアでも人口が2番目に多いビクトリア州が、英国で流行している新型コロナ変異ウイルスの感染拡大を防ぐため、13日から5日間のロックダウン(都市封鎖)に入った。

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