焦点:「約束の地」がつまはじき国家に、戸惑うミャンマー進出企業
[シンガポール 9日 ロイター] – ミャンマーで軍によるクーデターが発生した直後、同国で事業を展開する米飲料大手コカ・コーラから米交流サイト(SNS)のフェイスブックまで外資企業55社は共同声明を発表。事態に「深い懸念」を表明しながらも、ミャンマーにとどまり、そこで働く人々の雇用を守ると約束した。
それから1カ月が経過し、この約束が本物かどうかが問われつつある。大規模な抗議行動やゼネストなどによってミャンマーの経済活動はほとんどまひし、軍がデモ参加者を相次ぎ殺害していることでボイコットや制裁を求める声が出てきたからだ。
こうした中で、共同声明に加わっていたオーストラリアの石油・天然ガス大手ウッドサイド・ペトロリアムが急に態度を翻したことが、事態の難しさを浮き彫りにしている。同社は2月27日、暴力を巡る懸念を理由にミャンマー事業を縮小し、海底油田探査チームを引き揚げる方針を示した。わずか1週間前には掘削事業に影響はないと説明したばかりだった。
関連記事
ロシア政府がワルダイ国際討論クラブで示した発言は、実際の戦況とは異なる。ロシア大統領府が構築しようとする筋書きは、戦場のデータ、ロシア側自身の行動、公の場での威嚇発言によって反証されつつある
カナダが中国製EVへの関税を引き下げ、輸入拡大が見込まれるなか、専門家が車載データの流出、遠隔操作、電力網へのサイバー攻撃、国内自動車産業への影響など安全保障・経済両面のリスクを指摘
ロシアのペスト研究所で、28歳女性職員が原因不明の肺炎で死亡。当局はペストを否定する一方、隔離を強化。トランプ第一次政権の元米高官は「ペストより恐ろしい可能性」と懸念
ロシア・イルクーツク抗ペスト研究所の28歳職員が「原因不明の肺炎」で死亡。約1か月前には、中露が黒竜江省で、国外からのペスト流入を想定した越境感染症の合同訓練を実施。同研究所の所長も参加していた
フランス全土で学生らの抗議デモが拡大。教育への不満を背景に始まった運動は、「反ファシズム」「パレスチナ解放」など政治的主張も前面に。急進左派の人物を「大統領に」と訴える声も上がっている