【医学古今】 客家の健康茶 擂茶の由来
擂茶(らいちゃ)は、主に中国の福建省、広東省、湖南省および台湾の客家(はっか)の間で伝えられている伝統の健康茶です。このお茶は、材料をすり鉢の中でゆっくりとすって作ることから、擂茶と呼ばれています。
伝説によれば、後漢の名将・馬援(ばえん)が大軍を率いて武陵(現在の湖南)を守っていた時、兵士たちは「傷寒(しょうかん)」という疫病(※) に侵されていました。
ある日、悩んだ馬援が川辺を散歩している時、1人の老婦人に出会いました。老婦人は馬援の悩む様子を見て、「何かお困りですか」と尋ねました。
関連記事
運動、仕事、学び、片づけ。成果を生む共通点は「完璧にやる」ことではなく、定期的にその場に立つことだった。
肌のくすみは紫外線だけでなく、睡眠不足や光刺激、ホルモン変化でも進行する。皮膚科医が、安全に透明感を回復させる正しいケアと注意点を解説。
「天然で安全」は本当?大規模研究が、メラトニンの長期常用と心不全リスク上昇の関連を示唆。睡眠サプリの思わぬ落とし穴と、賢い付き合い方を考えるための重要な一報です。
冬は気分の落ち込みや筋骨の弱りを感じやすい季節。チンゲン菜・しいたけ・厚揚げを組み合わせ、肝の滞りをほどき腎を養う冬向きの養生料理を紹介します。
世界の健康食物ランキングで、アーモンドが首位に。さらにラード(豚の脂)もトップ10入りし、健康常識の見直しを促す結果となった