訪米前の菅首相らのワクチン接種は調整中=加藤官房長官

[東京 15日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は、一部で報道された訪米前の菅義偉首相の新型コロナウイルスワクチン接種に関し、具体的な対応は調整中であると語った。

フジテレビ系列のFNNは15日、菅首相が16日にも1回目の接種をする方向で準備を進めていると伝えた。

加藤官房長官によると、4月の訪米に向けてコロナ対応に万全を期すため、菅首相だけでなく、訪米に同行する全メンバーの接種を計画している。

一方、米政府高官が13日、ロイターに対し、北朝鮮の核開発問題などを巡りバイデン米政権が2月中旬から北朝鮮と接触を試みていると明らかにしたことについては「報道は承知している」と述べた。

その上で「米朝間のやり取りについて、1つ1つコメントすることは差し控えている」とし、日米間では外交上、緊密に連携してきており、今後も同様の対応を続けると語った。

*見出しの誤字を訂正して再送します。

(田巻一彦)

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