中国、スパイ容疑で拘束のカナダ人男性2人の法廷審問を開始へ

[オタワ 17日 ロイター] – カナダ政府は、中国で2018年にスパイ容疑で逮捕されたカナダの企業家マイケル・スパバ氏と元外交官のマイケル・コブリグ氏について、数日内に法廷審問が開始されることを明らかにした。

2人は、カナダ当局が米国の要請を受けて中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を逮捕した直後、中国に拘束されていた。

ガルノー外相は声明を発表し、スパバ氏に対する審問が3月19日、コブリグ氏の審問が22日に行われると、北京のカナダ大使館に通知があったことを明らかにした。その上で「両氏の拘束は恣意的なものだと考えており、その処遇を巡る透明性の欠如を深く懸念している」とした。

中国側は、2人の拘束とファーウェイCFOの逮捕とは無関係だとしている。

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