中国IT大手テンセントの馬化騰会長(宋碧龍/大紀元)

中国、特捜チームがテンセントに立ち入り調査 独禁法巡り=報道

29日、中国IT大手テンセント(騰訊控股)子会社による楽天への出資が間に合わなかったと報道されたなか、中国国家市場監督管理総局(SAMR)は現在、独占禁止法違反の疑いでテンセント(騰訊控股)を調査していることがわかった。情報筋によると、先週、中国当局の特捜チームが、広東省深セン市にあるテンセント本社への立ち入り調査を実施しており、上級幹部らに聴取を行っている。

米ラジオ・フリー・アジア(RFA)29日付は、情報筋の話として報じた。

事情を知る孫さんは「中央巡視組(特捜チーム)はすでにテンセント本社に入ったと話した。今、テンセントが直面している状況は、(電子商取引最大手の)アリババ集団と同じだ。当局は表では独禁法違反で調査しているが、実際は事業を拡大しているテンセントを抑制する狙いだ」と話した。孫さんによれば、現在、中国最高指導部は民営企業の勢力拡大と企業家らの影響力増大に警戒し、締め付けを一段と強化しようとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の不動産富豪、潘石屹氏が私的な会食で、任志強の拘束や習近平を批判する書簡について語る動画が流出した。書簡は11人に送られ、その後複数人が拘束されたという
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
中国の土地譲渡収入は2026年1~8月に前年同期比28.6%減少した。地方政府の財政や債務返済への影響が懸念され、「土地財政」が歴史的使命を終える可能性を指摘している
アリババは宅配大手ZTOエクスプレス株を約5億ドルで売却した。過去2年間の資産売却額は200億元を超え、非中核事業を縮小しながらAIとクラウドへの投資を加速している
2026年の最初の8か月間に、中国の「一帯一路」参加国への非金融分野の直接投資は前年同期比11.3%減少し、中国全体の海外非金融分野の直接投資も14.4%減少した。