ミャンマーの「大量殺りく」回避を、国連特使が行動求める
[ワシントン 31日 ロイター] – 国連のブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)は31日、ミャンマー情勢を巡り開かれた安全保障理事会の緊急会合で、国軍がデモ弾圧を強める中、「今にも大量殺りくが起こりそうだ」と警告し、結束して行動するよう求めた。
ブルゲナー氏は、ミャンマー軍に国家運営能力はないとし、現地の状況は悪化の一途をたどるのみだと警鐘を鳴らした。
その上で「結束した行動を取るべくあらゆる手段を検討し、正しい措置を講じるよう求める」と訴えた。
関連記事
ニュージーランドで、台湾独立支持を巡る中傷投稿に対し約22万5千NZドルの賠償命令。中共の越境的な言論圧力と民主主義の課題が浮かび上がった
大阪・勝尾寺で台湾を象徴する達磨アートが破壊。だが問題は「マナー」だけではない?!専門家は「反台湾感情を生む構造」が中国社会にあると指摘。祈りの場で何が起きたのかを追いました。
宏福苑火災の発生後、警報システムや工事監督の在り方を問う声が強まっている。しかし、独立調査を求めた学生の拘束や大学内掲示の封鎖など、市民社会の活動に対する制限も目立ち始めた。火災対応を通じて、香港の統治や言論環境に変化が見られる
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた