国際赤十字、ミャンマーのスタッフに対する不当な扱いを非難

[1日 ロイター] – 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は1日、負傷した民間人の治療にあたるミャンマーの赤十字職員が逮捕されたり傷つけられたりしている状況を明らかにした。

IFRCは人道危機の悪化に強い懸念を表明。国軍に対する抗議デモが続くミャンマーでは、治安部隊により500人以上が殺害されたとみられている。

声明によると、ミャンマーの赤十字チームはこれまで2000人以上の治療にあたっているものの、標的にもなっている。

IFRCのアジア太平洋地域のディレクター、アレクサンダー・マセオウ氏は「ミャンマーの赤十字の救急スタッフや医師は不当に逮捕され、脅され、傷つけられている。赤十字の建物や救急車も損傷した。受け入れがたい状況だ」と述べた。

さらに「医療関係者は決して標的となってはならない。助けが必要な人に対する人道対応は無制限に認められるべきだ」と訴えた。

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