【医学古今】

慎重に選択すべき医療法

漢方医学の古典には「有病不治、可得中医」という言葉があります。つまり、病気になった時に、たとえ治療を受けなかったとしても、中等レベルの治療を受けたことと同じである、いう意味です。なぜそう言うのでしょうか。

 実は、医療が両刃の剣であることは、古代においても、また現在においても変わらない事実です。私たちは医療の恩恵を受けている一方、その被害を受ける場合も少なくありません。

 それでは、なぜ医療による被害が避けられないのでしょうか。 

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