≪医山夜話≫(40)

簡単に探せる「天星十二ツボ」(2)

【大紀元日本9月18日】

 5、委中は、足太陽膀胱経のツボで、膝の後の足を曲げる時太ももとすねのつながるところ(この部位は「腘」という)の真ん中に位置します。腰痛でまっすぐ立てない、背中が重くだるい、背筋を伸ばすことができないなどの症状を治療できます。鍼灸の口訣『四総穴歌』は、「腰背の病気を委中で治す」と言っています。

 更に、委中は「風痺」を治療できます。「風痺」とは何でしょうか。「痺」は血行不良の意味で、中国古代では「痺」を「風痺」、「寒痺」、「湿痺」の三大種類に分けていました。「風痺」の痛む場所は一定ではなく変動しているため「行痺」ともいいます。「寒痺」は痛みが強いために「痛痺」ともいい、「湿痺」の痛みは一カ所に定着するため「着痺」ともいいます。「風痺」は風により引き起こされる経絡の不通なので、そのような名前になっています。

▶ 続きを読む
関連記事
健康のために飲んでいる薬やサプリ、実は普段の食べ物がその効果を弱めたり強めたりしているかもしれません。グレープフルーツや緑茶、イチョウ葉など、身近な食品と薬の意外な相互作用を専門家の解説でわかりやすく紹介します。
春は牡蠣が最も肥える季節ですが、食べ方によっては体に重さや冷えを感じることもあります。にらやしょうがなどと組み合わせることで、春の気の巡りを整え、体にやさしい一皿になります。
「人生をやり直したい」と感じたとき、本当に必要なのはゼロからの出発ではなく小さなリセットかもしれません。環境、時間、習慣、情報、健康――日常を整える5つのシンプルな方法で、人生の流れを前向きに変えるヒントを紹介します。
食事をしたばかりで満腹なのに、なぜかおやつに手が伸びてしまう――。その理由は意志の弱さではなく、脳の仕組みにあるのかもしれません。最新研究から見えてきた「食べ物の誘惑に負けてしまう理由」と対策のヒントを解説します。
頭がぼんやりして集中できない「ブレインフォグ」。その原因は単なる疲れではなく、腸内環境や慢性炎症、生活習慣の乱れが関係している可能性があります。食事や睡眠、運動の見直しで改善が期待できる対策を専門医の視点から解説します。