【ほっこり池】夕陽のなかで
1982年の映画『刑事物語』。武田鉄矢さん演ずる片山刑事が心を寄せるのは、風俗の店ではたらく聾(ろう)の娘でした。その薄幸の娘には、怪しい男の影が、いつもついてきます。
夕陽に染まる海辺のラストシーンで、その訳が知らされます。村上というその男も、娘と同じ障害をもつ身でしたが、娘とは将来を約束していた誠実な人物でした。
村上が片山刑事に向かい「この娘を愛しています。二人で力を合わせて生きていきます」という意味の言葉を、懸命に、しぼるように発声して伝えます。それは、村上自身の耳には聞こえていない声でした。片山刑事は娘に「あなたは、かわいそうな人ではなかったのですね」と言い、娘の幸せを祈りつつ、深く頭を下げて去っていきます。
村上を演じたのは田中邦衛さんです。日本人の誰もが、大好きな俳優さんでした。
(慧)
関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。