ミャンマーのデモ弾圧続く、イースターエッグが抵抗のシンボルに

[4日 ロイター] – ミャンマーのクーデターで実権を掌握した国軍に抗議するデモ隊は4日、イースターエッグ(復活祭の卵)を抵抗のシンボルにし、国軍打倒などのメッセージを書いて訴えた。各地の街頭では抗議活動も行われ、治安部隊によって少なくとも3人が射殺された。

ソーシャルメディアに投稿された写真には、「春の革命」、「われわれは必ず勝つ」、「MAH(ミン・アウン・フライン国軍総司令官の)打倒」と書かれたイースターエッグが写っており、最大都市ヤンゴンでは若者がメッセージ入りのエッグを配った。

国軍によるデモの弾圧とデモ指導者の拘束は続いており、ミャンマーの人権団体「政治反支援協会(AAPP)」によれば、2月1日に国軍がクーデターで全権を掌握して以降、3日時点で557人の市民が死亡した。

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