ナイジェリア刑務所を武装集団が襲撃、受刑者約1800人逃走

[イェナゴア(ナイジェリア) 6日 ロイター] – ナイジェリア南東部の都市オウェリの刑務所を武装集団が襲撃し、受刑者1844人が逃走した。

刑務所の報道官によると、襲撃があったのは現地時間5日午前2時15分(日本時間午前10時15分)ごろ。警察は、武装集団が爆発物で刑務所の管理棟を破壊して敷地内に侵入したとしている。

ナイジェリア南東部では、分離・独立を目指す民族組織ビアフラ先住民族(IPOB)が軍との衝突に関与しているとの批判をきっかけに、数カ月前から緊張が高まっている。

武装警察の報道官は、初期段階の調査で、襲撃したのはIPOBとみられると述べた。

IPOBはロイターに対し、関与を否定した。

1月以降、南東部の複数の警察署が襲撃され、大量の武器が盗まれている。ただこれまでのところ、犯行を表明した組織はないとしている。

*内容を追加しました。

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