台湾、南シナ海で飛行の中国ドローン撃墜も=高官
[台北 7日 ロイター] – 台湾の沿岸警備を管轄する海洋委員会の李仲威主任委員(閣僚に相当)は7日、南シナ海で台湾が実効支配する東沙諸島(プラタス諸島)の周辺を中国のドローンが旋回しているのが見つかったと明らかにし、あまりに接近した場合は撃墜する可能性があると警告した。
李氏は議会で、中国のドローンは東沙諸島の上空は通っていないと説明。「立ち入り制限の水域や空域には1度も入っておらず、一定の距離を空けて周辺を飛行している」と述べた。
中国は台湾による主権の主張を全く認めていないが、中国の飛行機や船舶が台湾の海岸線から6キロの制限水域に侵入することはほとんどない。
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