文革時代に『毛語録』を根拠に革命運動を行なう青年たち(大紀元)

【党文化の解体】第3章(15)

2.強制的に国民にマルクス・エンゲルス・レーニン・スターリン・毛沢東の著作を読ませる(下)

 第3に、マルクス、エンゲルス、レーニンの著作数は膨大で、文化水準が高くない人々に通読させるのは不可能である。そこでマルクス、レーニンの著作を読むことは、中国化したマルクス主義の代表・毛沢東の著作(毛の著作は、中共トップの座に君臨していた27年間に50億~60億冊発行された)を読むことに変わった。最初は『毛選』(毛沢東著作の抜粋本)、それから『毛語録』、さらに『老三篇』のように、徐々に読む内容が薄くなり、元々煩雑な主義は次第に簡単で粗暴な誤謬に満ちたスローガンに変わった。

 「マルクス主義の道理は膨大、多岐なものだが、概括して一言で言えば、つまり造反有理だ」というこの言葉は、文革大革命の時期によく使われていた。その時期に、次のようなおかしな一幕があった。夜中、人々は大音量の街頭放送に起こされ、「最高指示」(毛の語った短い言葉など)を聞かされた。店で買い物をする時、まず「私心と修正主義を批判しよう!」と言ってから、「この肉は一斤いくらですか?」と尋ねる。店員も「人民のために奉仕しよう!」と言ってから、「一角八分だ」と値段を教える。

▶ 続きを読む
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。