ロシアのウクライナ侵攻リスク、今後数週は低─中程度=米軍幹部

[ワシントン 15日 ロイター] – 米国のトッド・ウォルターズ欧州軍司令官は15日、ロシアが今後数週間にウクライナに侵攻するリスクは「低─中程度」との認識を示した。ロシア軍がウクライナ国境付近で部隊を増強する中、こうした軍事リスクの評価が示されるのは初めて。

米下院軍事委員会で議員の質問に答えた。根拠となる情報については説明を控えた。これは米軍が現時点でロシアによるウクライナ侵攻を想定していることを示していないが、司令官は可能性を排除せず、リスクの矮小化もしなかった。

司令官はその後の証言で、侵攻リスクに関する自身の見解が少なくとも部分的にロシア軍部隊の配置状況に基づいていることを示唆した。

米国防総省はこれらの部隊の規模や構成について詳細を明らかにしていないが、ホワイトハウスは先週、ロシアが2014年のクリミア半島併合以降で最も多くの兵をウクライナ東部の国境付近に配備していると指摘した。

ウォルターズ氏は、向こう数週間以降にリスクが変化するかとの問いには「状況次第」として明言を避けた。ただ、現在の傾向が続けばリスクは後退に向かうとの見方を示した。

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