豪、東京五輪の選手とスタッフにコロナワクチンの優先接種を検討

[メルボルン 16日 ロイター] – 東京五輪の開会式を7月23日に控え、オーストラリアは選手とサポートスタッフに対する新型コロナウイルスワクチンの優先接種を検討している。

オーストラリアオリンピック委員会(AOC)は政府に対し、選手らに優先接種するよう要請した。

コルベック・スポーツ相はテレビ番組で「五輪選手およびスタッフへの優先接種を巡り、政府はAOCと直接連絡を取っている」と述べた。

豪では、血栓などの報告があった英製薬大手アストラゼネカ製のワクチン接種対象を50歳未満の人に限定していることから、ワクチン接種がさらに遅れる事態となっている。

14日時点で接種済みのワクチンは136万回分。3月末現在で400万回分としていた目標を大きく下回っている。

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