ロシア、黒海で艦艇増強 ウクライナ巡る緊張の中で

[モスクワ 17日 ロイター] – ウクライナを巡りロシアと西側諸国の緊張が高まる中、ロシア軍が黒海で艦艇を増強している。17日には2隻の揚陸艦がボスポラス海峡を通過して黒海に入ったほか、小型の艦艇15隻も黒海に移動した。

ウクライナ東部では同国政府軍と親ロシア派との衝突が激化している。ロシア軍はウクライナ国境付近で部隊を増強しているが、一時的な防衛訓練だと主張している。

イスタンブールにいるロイターの記者は、ロシア北方艦隊のロプーチャ級揚陸艦2隻が17日にボスポラス海峡を通過するのを目撃した。

バルト艦隊の揚陸艦2隻も同海峡を通過する見通しという。

またRIA通信は17日、カスピ小艦隊の小型艦艇15隻が演習の一環として黒海への移動を完了したと報じた。

黒海には米国が先週、艦艇2隻を派遣する予定だったが、ロシアの激しい抗議を受けて取りやめた。

ロシア政府は16日、米国による対ロ制裁を受け、米外交官10人の国外退去など対抗措置を発表した。

また、ロシアは2014年に併合したクリミア半島付近で外国の軍艦や「その他国家の艦艇」の移動を一時的に制限しており、ウクライナと米国は非難している。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。