独与党CDU、ラシェット党首を首相候補に決定 メルケル氏後継

[ベルリン 20日 ロイター] – ドイツの最大与党キリスト教民主同盟(CDU)の幹部会は、9月の連邦議会選挙の首相候補として、姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)のゼーダー党首ではなく、CDUのラシェット党首を支持することを決めた。党関係者が20日、明らかにした。

長年政権を維持してきたCDU所属のメルケル首相は秋の政界引退が決まっている。

メルケル氏の後任を巡ってはラシェット氏(60)の立候補表明後、ゼーダー氏(54)も立候補を表明し、保守派の連立与党内で首相候補の一本化に向けた協議が続いていた。

▶ 続きを読む
関連記事
ポーランド憲法裁判所が共産党を違法化。東欧の脱共産化の流れが中国ネットで反響を呼び、中共批判の声が噴出。民衆の覚醒と体制転換の兆しが見える
オーストラリアが12月10日、世界初の16歳未満SNS使用禁止を実施。FacebookやTikTokなどが対象で、違反企業に最大48億円罰金。成人の77%が支持する一方、青少年の70%が反対
台湾のSNSで、大紀元や法輪功への過去の不信を改め「謝罪しよう」と呼びかける動きが広がっている。中国で新たな事実が相次ぎ浮上し、認識を変えた利用者が増えているためだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった