GW中の首相外遊、コロナ対策に万全期すため取りやめ=官房長官

[東京 21日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は21日午後の会見で、菅義偉首相が4月末からの大型連休中に予定していたインドとフィリピンへの外遊について、新型コロナウイルス対策に万全を期すため取りやめると発表した。

加藤官房長官は、国内でコロナ感染者が増加し、緊急事態宣言の発令要請が一部の自治体から出ている中で、新型コロナ対策に万全を期す観点から、ゴールデンウィーク中の菅首相の外遊は「見合わせることとした」と語った。

一方、政府が検討している緊急事態宣言の下での規制に関して、百貨店やテーマパークなどへの休業要請が含まれるのかとの質問には「感染拡大防止の観点から、どのように実効性ある対策を講じていくのかが重要」と繰り返し、地方自治体などと内容を詰めていると述べるにとどめた。

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