インドネシア潜水艦、訓練中に消息不明に 豪なども捜索に協力

[ジャカルタ 22日 ロイター] – 53人を乗せたインドネシア海軍の潜水艦が21日、バリ島近海で魚雷訓練中に消息不明となり、22日も捜索が続けられている。

消息を絶ったのは建造から44年が経過したドイツ製の「KRIナンガラ402」で、乗組員は53人。

当局によると、上空からの捜索で、この潜水艦の航路付近に油膜が発見された。ソナー探査機能を備えた海軍の船舶が捜索に向かっている。油膜は船体に損傷を負ったことを示す可能性のほか、乗員からの信号である可能性もあるという。

防衛省によると、オーストラリア、シンガポール、インドが支援要請に応じた。ペイン豪外相はラジオ番組で、可能な限りの支援を行う考えを示した。

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