(Photo credit should read ANDREAS GEBERT/DPA/AFP via Getty Images)

チベットの光 (65) 空中飛行

師父は手紙の中で、いかに障碍を転じて益とするか、いかに好ましくない状況を転じて好ましいものとするか、そして功徳を増す口訣を書いていた。師父は手紙の中で、現在は品質の良い食べ物を口にするべきだとミラレパに再三注意していた。

 ミラレパはこれまで修行に不断の努力を重ね、身体的な要素を脈内に集結させてきたが、食料の品質があまりにも落ちていたため、脈内に集結されたこれらのものを溶かすことができなかったのだ。

 ミラレパは読み終わったのち、ジェサイが持ってきた食物と酒をとり、師父の手紙が示している通りに修行を続けた。このようにして、彼はまず身体の小さな脈の結びを通じさせ、これに続いてへその間を通る大脈の結びを通じさせた。ここに到って、彼は打座の最中に非凡な境地に到達し、無念、無物、透明、清浄な感覚を受け、それは一種言語では表しがたいものであった。彼は、堅固で広大、深遠にして奥深い功徳を証明した。

▶ 続きを読む
関連記事
健康のために飲んでいる薬やサプリ、実は普段の食べ物がその効果を弱めたり強めたりしているかもしれません。グレープフルーツや緑茶、イチョウ葉など、身近な食品と薬の意外な相互作用を専門家の解説でわかりやすく紹介します。
春は牡蠣が最も肥える季節ですが、食べ方によっては体に重さや冷えを感じることもあります。にらやしょうがなどと組み合わせることで、春の気の巡りを整え、体にやさしい一皿になります。
「人生をやり直したい」と感じたとき、本当に必要なのはゼロからの出発ではなく小さなリセットかもしれません。環境、時間、習慣、情報、健康――日常を整える5つのシンプルな方法で、人生の流れを前向きに変えるヒントを紹介します。
食事をしたばかりで満腹なのに、なぜかおやつに手が伸びてしまう――。その理由は意志の弱さではなく、脳の仕組みにあるのかもしれません。最新研究から見えてきた「食べ物の誘惑に負けてしまう理由」と対策のヒントを解説します。
頭がぼんやりして集中できない「ブレインフォグ」。その原因は単なる疲れではなく、腸内環境や慢性炎症、生活習慣の乱れが関係している可能性があります。食事や睡眠、運動の見直しで改善が期待できる対策を専門医の視点から解説します。