EU、コロナワクチンの輸出呼び掛け 米など主要生産国に

[ポルト(ポルトガル) 7日 ロイター] – 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7日、米国など新型コロナウイルスワクチンの主要な生産国に対し、ワクチン特許権の一時放棄について討議するのではなく、EUのように域内で製造したワクチンを輸出するよう呼び掛けた。

フォンデアライエン委員長が記者会見で、ワクチン特許権の一時放棄について討議しても短・中期的にはワクチン製造につながらないと指摘。「われわれはこの討議を主導するために門戸を開いておくべきだが、主導する際には360度の視点が必要だ。全世界が今、ワクチンを必要としているからだ」とし、「EUは世界で唯一、大規模な輸出を行っている民主的な地域だ」と強調した。

その上で、特許権の一時放棄について討議している全ての国もそれぞれの地域で製造されているワクチンの大部分を輸出することにコミットすべきと指摘。生産量を拡大し、輸出障壁を取り除き、契約済みのワクチンを供給することだけがパンデミック(世界的大流行)への迅速な対応に資するとした。

▶ 続きを読む
関連記事
設立20周年を迎え「世界第一のショー」と称賛される神韻芸術団。中国共産党による執拗な妨害工作を跳ね除け、なぜ彼らは五大陸で主流社会を魅了し続けるのか。中共が恐れる「真・善・忍」の力と、神韻が世界を席巻する9つの理由を解き明かす
捕まっても捕まってもやめなかった抗議活動。香港反共闘士 古思堯(こ・しよう)氏が死去。80歳
軽い発信が越えた一線。中国のインフルエンサーが台湾での発言を理由に永久入国禁止に。動画公開後に炎上し、当局が厳しい対応に踏み切った
台湾国民党の鄭麗文主席と習近平の会談が波紋を広げている。会談では公開部分に中共色の強い表現が並び、その後の非公開協議の内容も明らかにされなかった。専門家は、中共が対話ムードを演出しながら、台米関係の揺さぶりを図っているとみて警戒を呼びかけている
イランメディア「イラン・インターナショナル」は独自で、革命防衛隊のワヒディ司令官が協議への関与を強め、代表団の人選や議題をめぐって、代表団長であるガリバフ国会議長、アラグチ外相と激しく対立していると報じた