中国史の様々な時代の英雄たちを神韻では取り上げています。 例えば、 国外からの侵略に対して国を護り「忠」とは何かを示した将軍・岳飛、全ての衆生を苦しみから救いたいと願った済公和尚、佛道を修めることを望んだ孫悟空など、皆、出生も志も異なり、性格も様々です。
さて、英雄たちが様々に抱くこの「志」ですが、青銅に刻み込まれた文字では、下部は「心」ですが上部は切望を意味する「之」になっています。人生で切望することは人生の目的であり、固い決意で怠ることなく突き進む者は意志ある人間となることを、この文字は示唆しています。
三国時代、優れた戦略家であった諸葛亮(しょかつ りょう)は「平穏な心なくして高潔な意志は抱けない」と言い残しています。この言葉を掘り下げると、目の前の目標に淡々とすることで初めて、人生における自分の本当の使命が見いだせる、と解釈できます。
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