イスラエル・パレスチナ衝突激化、米大統領「間もなく収束」

[ガザ/エルサレム 13日 ロイター] – イスラエルとパレスチナ間で攻撃の応酬が続く中、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは13日未明、イスラエルのテルアビブとエルサレムに向けて多数のロケット弾を発射した。これに対し、イスラエルはハマスへの攻撃を続ける構えだ。

一方、バイデン米大統領は12日、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談後の記者会見で、双方の衝突は間もなく終わると期待感を示した。理由は説明しなかった。また、イスラエルには自衛の権利があるとも述べた。

イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相はバイデン氏に対し、ハマスやガザ地区で活動する他のテロリスト集団への攻撃を続けると伝えた。

13日未明のロケット弾攻撃による犠牲者の報告はまだない。

ガザ保健省によると、イスラエルによる空爆が始まった10日以降で少なくとも67人が死亡。一方、イスラエル側の死者は7人となった。双方とも、民間人の死者が出たと発表している。

パレスチナの公式通信社WAFAによると、ブリンケン米国務長官はパレスチナ自治政府のアッバス議長と電話で協議し、米政府が事態の沈静化に向けてあらゆる当事者に働き掛けていると伝えた。アッバス氏はハマスと対立関係にある。

米国務省は既に、アムル副次官補(パレスチナ・イスラエル問題担当)を特使として現地に派遣すると発表している。

イスラエル軍は13日、ガザの武装勢力が発射した1500発のロケット弾のうち350発ほどはイスラエルに届かず、パレスチナの民間人が犠牲になった可能性があるとの見方を示した。

米航空2社は12日と13日の米国発テルアビブ行きの便の欠航を決めた。

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