米NY州が新型コロナでワクチンくじ作戦、接種率低迷の打開狙う

[ニューヨーク 20日 ロイター] – 米ニューヨーク州のクオモ知事は20日、州の住民を対象に、新型コロナウイルスワクチンの接種をすれば最高賞金500万ドルの宝くじ券を提供すると発表した。

発表によると、5月24─28日に、州が指定している10カ所の集団接種会場で、モデルナかファイザー・ビオンテック製ワクチンの第1回目、またはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチン接種を受けた18歳以上のニューヨーク州在住者に、スクラッチくじ1枚が無料で配布される。

クオモ知事は声明で、「州全体でワクチン接種率が低下しており、一段の促進に向け措置を講じる必要がある。より多くに接種すれば、より早く新たな日常に戻れる」と呼び掛けた。

知事は、NY州では、成人の63%、全住民の51%が少なくとも1回の接種を受けたほか、成人の54%、全住民の43%が接種を完了していると説明した。

宝くじは通常1枚20ドルで販売されており、当選金は20─500万ドル。

関連記事
ワシントン - ジョー・バイデン大統領は5月7日、ユダヤ人に対する憎悪が「あまりにも多くの人々の心に深く根を下ろしている」と述べ、「米国と世界中で猛威を振るう反ユダヤ主義の潮流」に対抗するため、全米国民に本政権を支持するよう呼び掛けた。
地球温暖化による損害賠償を民間企業に義務付けるバーモント州の法案が、ビジネス環境を悪化させ、すでに資金繰りに窮している州民のエネルギー価格を上昇させるのではないかという懸念を呼んでいる。
「信念を貫き、モラルを守れ」、米最高裁判事がアメリカの現状に警鐘を鳴らした。外の世界は厳しい。おそらく、ここしばらくの間で最も厳しい状況でしょう。しかし、だからこそ、あなたの貢献が重要なのだとアリート判事は述べた。
5月13日、フィリピン政府はビデオを公開し、中共が疑念を持たれながらも、南シナ海におけるフィリピンの排他的経済水域内の島々や礁に土砂を投入し、埋め立て活動を行っていると批判しました。フィリピンは船を派遣し、中共の動向を監視している状況です。
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。