習近平が来年党大会で退任か再任か 憶測飛び交う 学者「現制度では後継問題を解決できない」
中国共産党は来年秋に第20回となる党大会を開催する予定。その時、69歳になる現国家主席の習近平氏は10年の任期満了を迎える。習氏の今後をめぐって様々な憶測が飛び交っている。
米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のジュード・ブランシェット氏と豪シンクタンク、ロウイー国際政策研究所のリチャード・マクレガー氏は、このほど発表した共同報告書で、党大会後の習近平氏の動きについて幾つかの可能性があると述べた。トップからの退任、3期目ないし4期目の再任、反対勢力による政変、死亡などが挙げられた。
米国の中国研究の第一人者、ニューヨーク大教授のジェローム・コーエン氏は、習氏が直面している最大の問題は政敵による政変ではなく「その強硬な外交政策」だと主張した。
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]