緊急事態解除、判断のタイミングは五輪と全く関係ない=加藤官房長官

[東京 21日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は21日午後の会見で、東京や大阪など9都道府県に発令されている緊急事態宣言の解除や延長などを判断するタイミングについては、東京五輪とは全く関係ないとの見解を示した。

東京五輪の安全な開催に向け、緊急事態宣言を延長して感染拡大を防ぐという考えはないのかとの質問に対し、加藤官房長官は解除や延長、まん延防止等重点措置の適用などの判断は「地域の感染状況や医療提供状況などを踏まえ、基本的対処方針の解除の考え方に沿って、専門家の意見なども踏まえて判断する」と指摘。その際、解除や延長、重点措置の適用などの判断と、「東京五輪・パラリンピックとは全く関係がない」と述べた。

また、21日午後に行われた菅義偉首相と小池百合子・東京都知事との会談では、東京都が計画している新型コロナワクチンの大規模接種会場の設置に関して、政府からの協力を要請する発言が都知事からあったと説明した。この点に関連して、政府は地方自治体に会場設置の賃料などを支援するスキームを用意しているとし、「東京都に対しても全力で支援する」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシア24テレビのキャスター:「ラブロフ外相の声明に戻ろう。ウクライナの無人機が、ノヴゴロド州にあるプーチン大 […]
中国共産党による圧力や反発が強まる中でも、日本の国会議員が相次いで台湾を訪問し、日台の交流や連携を深める動きが […]
台北101を見下ろす中国軍ドローン。 中国軍「ここまで来ている」? 実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]