五輪中止なら経済損失1兆8000億円=野村総研・木内氏

[東京 25日 ロイター] – 野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミスト(元日銀審議委員)は25日、東京五輪・パラリンピックを中止した場合の経済損失が約1兆8000億円に上るとの試算を公表した。無観客形式で開催した場合は約1470億円の損失としている。

木内氏は海外観客を受け入れず、国内観客は無制限に受け入れる場合の経済効果について、組織委員会が2020年12月に公表した運営費用などの予算を基に、1兆8108億円と試算した。内訳は、仮設設置等で3890億円、関連グッズやテレビ購入で2910億円、マーケティング1360億円、新型コロナ対策で960億円、チケット販売900億円、観戦者の消費支出568億円など。

これに対して、国内観客を半分しか受け入れない場合は、チケット販売や消費支出などが合計734億円減少、完全無観客の場合は1468億円減少するとみている。

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