トランプ氏 イランへ「女性8人の死刑執行停止」要求

2026/04/22 更新: 2026/04/22

トランプ米大統領は4月21日、テヘランとワシントンの間で同日に予定されている交渉に合わせ、死刑執行が予定されているとされる8人の女性を釈放するようイラン政権に求めた。

「これから私の代表団と交渉するイランのリーダーたちよ。この女性たちを釈放してほしい。そうすれば、我が国の交渉担当者たちも諸君の対応を高く評価し、交渉もスムーズに始まるだろう」と、トランプ氏はSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で述べた。

トランプ氏は、イランが女性たちに「危害を加えない」のであれば、それは「我々の交渉にとって素晴らしいスタートになるだろう」と綴った。

大統領は、死刑が執行されるとされる女性たちを映した、著名なXユーザーの投稿のスクリーンショットを添えた。トランプ氏の投稿にも、当該ユーザーの投稿にも、彼女たちの名前は記されていない。

大統領のトゥルース・ソーシャルでのコメントは、火曜日の朝、ホワイトハウスの広報アカウントによってもXに投稿された。

エポックタイムズは、女性たちの氏名や容疑、あるいは彼女たちが現在イラン政権に拘束されているかどうかを直ちに確認することはできなかった。

背景と経緯

イランでは1月に始まった大規模な抗議デモに見舞われ、人権団体によれば、国内の反体制派に対する広範な弾圧を招いたという。1月中旬、トランプ氏は当時のテヘランとの会談を中止し、米政府がデモ参加者を支援すると述べていた。

1月、トランプ氏は大統領専用機(エアフォースワン)内で記者団に対し、イランでの「837件の絞首刑を阻止した」と語り、さらなる処刑を行えば報いを受けることになるとテヘラン側に伝えたと述べた。

「『もしその人々を絞首刑にするなら、かつてないほどの激しい打撃を与えることになる』と言ってやった」と彼は明かした。

トランプ政権は、火曜日にパキスタンでさらなる協議が行われるとしているが、イラン当局はこの会談を公に認めていない。イランの一部国営メディアは、ワシントンと交渉するために国内にいる政権高官は存在しないと否定している。

高まる緊張感

2週間の停戦期間が今週終了する予定の中、トランプ氏は火曜朝のCNBCの番組「スクウォーク・ボックス」のインタビューで、合意に至らなければイランを再び攻撃する準備ができていると警告した。その一方で、米軍はイランに経済的圧力を強めるため、同国の港湾を封鎖している。

4月上旬に停戦が発表される前、トランプ氏はイランの発電所や橋を攻撃する準備ができていると警告していた。

イランのモハンマド・バゲル・ガリバフ議長は月曜日、脅迫下での交渉を拒否すると述べ、封鎖が交渉を危うくすることを示唆した。

「我々は脅威の影の下での交渉は受け入れない。この2週間で、戦場において新たなカードを提示する準備を整えた」と彼はXに投稿した。

火曜日、米軍はアジアでイラン産原油を密輸したとして以前制裁を受けたタンカーに、部隊が乗り込んだと発表した。米国防省はSNSへの投稿で、米軍が「混乱なく」タンカー「M/T Tifani」に乗船したと述べた。

米軍は日曜日、イランの貨物船を拿捕した。これはイラン港湾封鎖下での最初の拿捕となった。イラン軍司令部は、この武装した乗船行為を海賊行為であり停戦違反であると非難している。

ホワイトハウスは火曜日、エポックタイムズのコメント要請に対し、直ちに応じることはなかった。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。
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