米軍がイランの軍事目標を破壊 イランは米軍基地を攻撃

2026/06/01 更新: 2026/06/01

米中央軍(CENTCOM)は、米軍が週末にイラン領内の軍事目標に対して一連の「自衛攻撃」を実施したと発表した。無人機が撃墜された事案への対応措置である。これに対し、イランは1日、米軍が使用する空軍基地を標的に報復攻撃を行ったと発表した。

米軍、イラン領内のレーダーおよび無人機基地を精密攻撃

米軍が発表した声明によると、今回の攻撃は30日と31日に実施され、イランのゴルクおよびケシュム島のレーダー施設と無人機指揮統制拠点が標的とされた。

米中央軍は今回の作戦を「抑制的かつ慎重に計画された」ものと説明し、イランが近年示している、国際水域上空で任務中の米軍MQ-1無人機を撃墜するなどの侵略的行動への対応だと位置付けた。

中央軍は「米軍機は迅速に対応し、イランの防空システム、地上管制局1基、そして当該海域を航行する船舶に明確な脅威をもたらす自爆ドローン2機を破壊した」と述べた。

米側によると、今回の事案で米軍人員への被害はなかった。中央軍はまた、現在の停戦期間中も「イランの根拠なき侵略行為への対応として、米国の資産と利益の保護を継続する」と強調した。

イランが報復

しかし、衝突は1日にさらにエスカレートした。イラン革命防衛隊(IRGC)は、米軍によるイラン南部への攻撃への報復として米軍基地を攻撃したと宣言した。同日、大規模な米軍基地を擁するクウェートでは警報が鳴り響き、防空システムが領内を標的とした複数のミサイルおよび無人機攻撃を迎撃した。

この衝突は2月28日に始まり、すでに3か月が経過している。イランによるホルムズ海峡封鎖を受け、世界のエネルギー価格は上昇を続けており、アジアの原油価格は1日に再び約2%上昇した。

先週も米・イラン双方は互いに攻撃を仕掛けていた。米軍はホルムズ海峽上空でイランの攻撃型無人機複数機を撃墜し、バンダルアッバース港付近の地上無人機管制局および発射直前の無人機を精密攻撃した。

その後、イランはクウェートに駐留する米軍空軍基地を標的に報復攻撃を実施。クウェート軍は迎撃に成功したと確認したが、撃墜した残骸が基地施設に被害を与えた。

陳霆
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