朝の満員電車は体に大きな負荷を強いる(Photo by YUKI IWAMURA/AFP via Getty Images)
【漢方の見方】

めまいや動悸はなぜ起こる? 漢方が提示する五つの改善法

めまいや立ちくらみ、抜け毛、乾燥肌などの症状にしばしば悩まされている方がいらっしゃるかと思います。特に年齢を重ねていくにつれて、このような症状が顕著に表れてきたと感じることもあるでしょう。そのほかにも、顔色が悪い、肌が荒れやすい、髪や爪が傷みやすいといった症状が現れる場合もあります。実はこれらの症状は、漢方の見方ではすべて同じ原因によるものなのです。

そのような症状を引き起こす体の状態は、漢方では「血虚(けっきょ)」と呼ばれています。漢方では、「気、血、水」を体を支える三本柱として考えており、この中の血とは栄養の状態や血の巡りを指します。その血や栄養が不足している状態こそが「血虚」です。「血虚」の状態は出産を終えたばかりの女性や、高齢者の方にこの状態が多くみられます。体内の血が足りていないため、必要とされている部分に十分な栄養を供給することができず、体に不調をきたしてしまいます。

漢方では血虚に対するいくつかの対処方法があります。一つひとつ見ていきましょう。

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