浙江・江蘇省の複数大学で抗議デモ 大学合併計画に反発 学歴の格下げを懸念
中国江蘇省と浙江省では4日、当局による大学の合併計画に反発する大学生数千人が抗議活動を展開した。合併による学歴の格下げを懸念したためだ。
中国教育部が昨年5月、国・公立大学(母体大学)に附属する独立学院を職業大学に合併させる方針を打ち出した。独立学院で取得可能な学士号は、3年制の専科学校から格上げされた職業大学では取得できなくなる恐れがある。公務員の採用や進学、就職の際に不利になると言われている。
独立学院の入学基準は一般的な4年制大学より低いが、学費は高めである。しかし、母体大学の卒業生として認められるため、一部の学生には人気だ。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。