中国は「体制上のライバル」、人権が主要な問題=欧州委員長
[ブリュッセル 15日 ロイター] – 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は15日、EUと中国の間に相違を生んでいるのは主に中国の人権問題だとし、そのため中国はEUにとって体制上のライバルになっているとの認識を示した。バイデン米大統領との会談後に記者会見で述べた。
フォンデアライエン委員長は「(EUと中国が)経済面で強力な競争相手であることは間違いない。このためツールが必要だ」と指摘。「デジタル市場のセキュリティーのためのツールだけでなく、公正な競争環境を確保するため対外直接投資、投資審査が必要だ」と述べた。
また「体制自体に関して言えば、双方に明確な相違を生んでいる主要な問題は人権、人間の尊厳だ」とした。
関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。