6月16日、米議会の民主、共和それぞれ10人の上院議員で構成される超党派グループは、インフラ投資計画の枠組みを支持すると表明した。米首都ワシントンで2020年1月撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)

米上院超党派グループ、インフラ投資計画の枠組みを支持

[ワシントン 16日 ロイター] – 米議会の民主、共和それぞれ10人の上院議員で構成される超党派グループは16日、インフラ投資計画の枠組みを支持すると表明した。

声明で「米国のインフラに関する重要課題に対処するため、この枠組みに基づく法案策定に向け、共和党および民主党の同僚と協力することを楽しみにしている」とした。

インフラ投資計画の枠組みを巡っては、上院議員10人からなる超党派グループが10日、合意に達したと発表していた。合意内容に詳しい関係筋によると、支出規模は5年間で9740億ドル、8年間で1兆2000億ドルに上り、5790億ドルの新規歳出が含まれるという。

超党派案は、バイデン大統領が掲げるインフラ投資計画の規模(1兆7000億ドル)を下回る。

ホワイトハウスのベイツ報道官は、来週末までに状況を精査すると議員らに今週伝えたことを明らかにした。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。