6月21日、セネガル、ルワンダと南アフリカが、アフリカでの新型コロナウイルスワクチン生産に向け投資家と協議に入っている。ルワンダのカガメ大統領(写真)が明らかにした。スイス・ダボスで2019年1月撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

アフリカでのコロナワクチン生産で投資家と協議中=ルワンダ大統領

[キガリ 21日 ロイター] – セネガル、ルワンダと南アフリカが、アフリカでの新型コロナウイルスワクチン生産に向け投資家と協議に入っている。ルワンダのカガメ大統領が21日明らかにした。

同大統領はカタール経済フォーラムで、「アフリカ大陸でワクチンを生産するため、パートナーを探している」と説明。「資金を提供してくれる人々と話し合っており、今後数カ月で状況が変わると思う」と述べた。

ただ、この事業に対する資金提供の詳細には触れなかった。

アフリカの人口13億人のうち、コロナワクチン接種が完全に完了しているのは1%程度。一方、一部の富裕国では経済再開に入れる水準の接種が完了している。

カガメ大統領は21日、アフリカでワクチン製造業者を設立するための資金について、ユーロ債は選択肢の一つになるとの考えを示唆。「ルワンダの信用格付けはBプラスと大変良い。ユーロ債はわれわれが求めている資金調達の方法としては良い選択肢だ」と述べた。

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